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taxicab.jp > ブログ > ニュース > 米CIA「尖閣は日本」…沖縄返還前に報告書作成

 米中央情報局(CIA)が沖縄県・尖閣諸島をめぐり、「領土問題は存在しない」とする日本の主張を裏付ける内容の報告書を作成していたことが29日、分かった。

 報告書は、日米両政府が沖縄返還協定を調印する直前の1971年5月に作成。当時の中華民国(台湾)が、尖閣諸島を含む沖縄の米国による施政権に注文をつけ、CIAが調査を行った。米ジョージ・ワシントン大国家安全保障記録保管室に保管されていた。

  この報告書では、文化大革命の担い手だった紅衛兵向けに66年に刊行された地図を例に挙げ、「尖閣諸島は中国の国境外に位置しており、琉球(沖縄)列島、 つまり日本に属していることを示している」と指摘。歴史的にも国際法上も固有の領土とする日本の主張には「説得力があり、領有権の根拠を示す責任は中国側 にある」としている。


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